ライアーと飛行機
11日にこもれびでの演奏、19日は高知でライアーを演奏してきました。
周囲に高知出身者は中々いないなぁと思っていたら、11日のこもれびのお客様に、夫が高知出身です!という方がいらっしゃいました。記憶を辿ると、大宮でヤマハ講師として働いていた時の先輩に1人、そして大学時代のバイトの同級生が高知でした。関東に住んでいると、沖縄や九州には行ったことがあっても、四国は行ったことがないという人は結構多いですよね。羽田から1時間半です。ぜひ訪れてみてください!
ライアーと飛行機に乗るのは初めてです。特別旅客料金(¥11,550)を払って、私の隣りにもう一席座席を取って、ライアーにもシートベルトをちゃんと着けて一緒に空の旅をしました。

まだ雪をかぶっていない富士山
高知県立美術館は、スコーン‼︎と、それはよく良く響くホールで、音が高く抜けていくような感じ。
私はソロを8曲、ソプラノの示野由佳さんと1曲、テノールのディーター・パッシングさんと2曲共演しました。お互いの音楽的な表現、間合いがぴったり合った時から生まれる喜びは、共演ならではです。今回の共演を通して本当にたくさん勉強させていただきました。
この企画のために、2024年始めに手にした、テノールアルトライアー。それまで弾いていたソプラノライアーと比べて、長い長い余韻にどう対処したら良いのか随分と難儀しましたが、今では低音の深い響き、中音のまろやかな音色、消音する音、響きを残す音を選びながらハーモニーを作っていくのが醍醐味でもあるテノールアルトライアーにすっかり惚れ込んでいます!
心がほぐれるような音色、こんなに優しい音色があるんですね、、、などの温かいご感想をいただけて、無事演奏出来て本当に良かったと思います。今回のご縁に心から感謝したいと思います。

またいつか高知で演奏したいと思います♪

