ライアーとバルトーク

ライアーオーケストラの発表会を聴きに行ってきました。
指揮も含めて23名での演奏。単一の音色で音楽を立体的に、色彩豊かに表現するということでは、ピアノと共通するものがあるなぁと感じつつ、ソロや、デュオで求められる演奏とはまた違ったライアーの演奏の楽しみ方と難しさがあるなぁとも思いました。本当に奥行きの深い楽器です…
レパートリーは、日本のわらべ唄や、ダウランド(16世紀のイギリスのリュート作曲家です)の他、おそらくシュタイナーの人智学系の作曲家の作品など多彩で、私が特に印象に残ったのは、バルトークの『カノン形式の舞曲』です。
ピアノ曲『ミクロコスモス』の中の一曲ですね。
作曲科の学生なら必須のバルトークは、学生の頃に楽曲分析など授業やゼミでやったものの、当時全く興味が持てず、ピアノ曲も自分で弾いてみる気すらしなかった(笑)のですが、今はなんというかど真ん中、な感じです。
ミクロコスモスも、取り出してまた弾いてみよう!と思いました。

本の中に約20年前のメモ書きが…