山田耕作の占いの本
図書館で思いがけず面白そうな本を見つけました!
山田耕作著、『生まれ月の神秘』です。
あの作曲家の山田耕筰と同姓同名ではありません。ご本人の著作です。
ペチカ、この道、赤とんぼ、からたちの花など、懐かしくて美しい歌曲の他に、オペラや管弦楽も作曲された、日本のクラシック音楽草創の大家ですが、この本の解説によると、直感と霊感が強くて、観察力にもとても優れており、音楽と運命学に共通点を見ていたそうです。
これだけ読むと、何だか小難しい印象を受けますが、そんなことは全くなく、ユーモアに溢れた文章で、自分の月のところを読むと、ふふふ…と思わずにやけてしまいます。(昔の文体で書かれていますが、日本語が美しく、なんと言ってもリズムが良い!さすが大音楽家だと思います)
音楽好きも、占い好きも、きっと楽しめる本ですよ。機会があったら読んでみてくださいね。