ライアーのこと

124年振りの2/2の節分、立春も過ぎ、何となく陽の光も春に向かっているなぁと感じるこの頃です。

最近レッスン室に黒の厚さ10センチ程のハードケースがあるのを見ての生徒さんの反応は様々。
中身はグロッケンですか?シンバル?
これは、ライアーという楽器です!

【千と千尋の神隠し】の♪いつも何度でも で木村弓さんが小型ハープのような楽器で弾き歌いをしていましたよね?
あの楽器が実はライアーだったのですね。2001年に映画が公開なので、20年前には見て聴いていたのですが、その頃は自分で弾くなんて全く思ってなかったのです。
それがどういうわけか、1年ほど前に改めてこの楽器のことを知って、これは私の楽器だ!と思ってしまったのですね。
そして、とうとう昨秋楽器を購入。
毎日時間を見つけてはケースから取り出して弾いています。調弦を432Hzに合わせるので弾いていて心地よくなってしまい眠くなることも。
思い通りの音色を奏でるには道のりは遠いですが、それは、ピアノも一緒ですよね。
楽器に限らず、どんなことも立ちどころに上手になってしまう魔法はないわけで、日々コツコツ続けられるか…にかかっているわけです。
そのコツコツが義務感からではなく、本心で楽しく取り組めるか、が向いているかどうかなのだと思います。
人によって、それがスポーツだったり、勉強だったり、読書や絵やダンスだったり多種多様なのが面白いですよね。