ライアーの講座
3連休初日、ライアーの講座を受けてきました。朝から夕方までライアー三昧です。
ライアーは、元々は、繊細な子供たちの治療のために作られた、音楽療法、ルドルフ・シュタイナーの人智学に基づいて生まれた楽器。ですので、一般的なピアノやヴァイオリンなどのように、子供の頃からお稽古して、テクニックを身につけて超絶技巧の曲を弾く!みたいな楽器とはちょっと違っていると思います。
この楽器を手に取る人は、音楽療法士、シュタイナー学校の教師、子供がシュタイナー関連の幼稚園や学校に通っていて、そこで始めてライアーの音色を聴いた保護者、私のように別の楽器や声楽には馴染んでいたけど、ある時ライアーを知ってすっかりその音色に魅せられた人など。
ライアーは構造がシンプルなので、音は簡単に鳴らせます。(それはピアノも一緒ですね)でも、本当に美しい光のある音色を出すのは鍛錬が必要なんですね。(それもピアノと一緒ですね)
講座では、技術的なことはもちろん、本当に音を聴く、音を捕まえにいく、音の中に入っていくってどういうことかな…ということをすごく考えされました。
参加されている方々は、ライアー奏者として活動されていたり、アンサンブル演奏をしていらしたり、ライアー講師をされている、ライアー歴の長い方ばかり。そんな中、私のようなライアー1年生でも懐広く受け入れてくれる雰囲気で、安心して、集中して講座に望めました♪