夏の記録①

今年の夏は暑いね…と毎夏言っている気がします。
最近、出不精にますます磨きがかかり、日々のあれこれ（仕事や買い出しとか）以外は極力家にいたい、家大好き、つつがなく平穏な変化のない毎日が幸せ〜と言っていたら、猫みたいだね！と言われました（笑）
とはいえ、これは！と思ったらちゃんと出向いていますよ。

最近では、映画の『ルックバック』を鑑賞。ひたむきさ、才能、挫折、孤独、ただひたすらの日々の繰り返し…登場人物のそれぞれの状況や感情に共感、観終わった後も色々な思いが静かに湧いてくる、心に残る作品でした。

声楽家の知人が出演するブルーローズでのコンサート。日本歌曲やオペラのアリア、歌曲など多彩。
印象に残った曲を備忘録として。

シャルル・グノー作曲　『ロメオとジュリエット』より『おお、太陽よ昇れ！』
https://youtu.be/kpRIBtP1i4Y?si=pSq5n2jKiea4-HrM

アルバンベルクの『夏の日々』
https://youtu.be/E-vwr5scK7c?si=C_V1-Sf9Yan-SDeU

トスティ『夢』
https://youtu.be/PIWUGBKE2i4?si=_ZsWUXKEru0NFa9x

国立西洋美術館の写本展へ。

写本とは、中世ヨーロッパで羊皮紙などに聖書などを筆者したもの。聖歌が記されているものもあり、頭の中ではグレゴリオ聖歌が響きます。とにかく精巧で美しいのです！一体どれだけの労力と時間がかかっていることか…
少し前に読んだ、ウンベルトエーコ著、「薔薇の名前」では、修道士たちが来る日も来る日も、図書館で聖書や書物を書き残してく描写がありますが、これらの写本も、名もない修道士たちが一筆一筆書き記していったものなのだなぁと、途方もない時間と労力、精神力にため息が出そうになりました。