ライアーがどう歌いたいのか
ここ半年ほど、ティアドロップソプラノをメインに弾いていて、創作やアレンジもティアドロップを弾きながらしていました。で、同じ曲を他のソプラノライアーで演奏すると、曲のイメージ、印象が全くと言っていいほど変わるのです。
どうもアレンジが進まない、いまいち気乗りしないなぁ…という曲があったのですが、久しぶりに、マーティンニースソプラノで弾いてみたら、気持ちがどんどん入り込める?というか、この曲こんなに良かったんだ!と喜びでいっぱいになっている自分がいました。すぐに同じアレンジでゲルトナーソプラノで弾くと、ちょっと違うかな…?という感覚になり、もしや!と思い調を移調すると、これまたライアーが気持ちよく歌い出します。曲とそれぞれのライアーとの相性ってあるなぁと、改めて実感した出来事です。
もちろん、ソプラノに限らずアルトやテノールライアーにも言えることです。
同じ曲を、どのライアーでも同じように弾くのも素敵なのですが、
そのライアーがどう歌いたいのか…という感覚を研ぎ澄ますことも大切だなぁとひしひしと感じています。
演奏する際はもちろん、創作、アレンジをする時にはその視点を忘れないようにしていきたいです。