身体の使い方を学び直すために
アレクサンダーテクニークという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
心身の不必要な緊張に気づき, これをやめていくことを学習していくことで、日常生活及び楽器演奏などのパフォーマンスの向上させるもの。(引用元:JATSより 原文はこちら)
結構以前から、ピアノ界隈でもアレクサンダーテクニークのことはよく聞かれるようになり、様々な本も出版されているので読んだりはしていたのですね。実際にピアノ講師の知人もレッスンを受けていて、その素晴らしさ、目から鱗感をよく語ってくれていたものです。
数年前から知ってはいて興味はあったものの、中々レッスンに足を運ぶに至らなかったのですが、やはり物事にはタイミングがあるようです。
ライアー演奏の身体の使い方をどうにかしたい!というのがその動機です。
ライアーレッスンでは、肩甲骨から動かす、肩甲骨を広げて、肩甲骨を司令塔に…などという事をよく言われるのですが、これがわかるようでわからないのですね。
そして、ピアノ演奏は長時間弾ける(省エネの仕方がわかる)のに、ライアーはほんの数曲弾くだけで(1曲だけの時も)、すぐに身体が疲れてしまう…どうもこれは、練習を続ければ慣れるとか、演奏するための筋力がつくとかのの問題ではないのでは…とうっすらと感じ始めていたのです。
それと、私は過去に脊柱側湾症の手術をしているので、楽器演奏に限らず日常の身体の使い方も見直していきたいという思いもあり、通ってみることにしました。
初回のレッスンを受けて思ったことは、『今まで私の身体、ごめんね!』ということ、これに尽きます。
ライアー持参で楽器の構えも少しやったのですが、楽器演奏云々より、まず身体の動かし方、緩め方の学びがたくさんたくさんありそうです。
私の先生は音楽家でもあり、側湾症にも詳しいので(先生を選んだポイントでもあります)、変化していく自分を楽しみながら続けてみようと思います。