5音階、ペンタトニック
今日は音階のお話です。
5つの音で作られた音階をペンタトニック=5音階と言います。
その中の、代表的な4つをあげてみますね。
ヨナ抜き長音階 ハ長調を基準にして説明します。
ドレミファソラシドの4番目、7番目の音、ファとシを抜いて、ドレミソラドで出来た音階です。
ドレミソラド〜ドラソミレド〜🎶 なんかこれだけで、演歌っぽい!
童謡、外国民謡などにもよく使われています。
夕焼けこやけ、故郷の空、上を向いて歩こう、パプリカ等々…
ピアノの黒鍵は、ヨナ抜き長音階の並びです。
ヨナ抜き短音階 イ短調を基準にして説明します。
ラシドレミファソラの4、7番目、レとソを抜いて、ラシドミファラで作られた音階です。
ひな祭り、さくらさくら、私が思いついたのはこの2曲。あと、昭和初期の日本の曲に多そうです。
ニロ抜き短音階 イ短調基準で説明。
ラシドレミファソラの2、6番目、シとファを抜いて、ラドレミソラで出来ています。
ヨナ抜き長音階と同じ構成音ですね!戦場のメリークリスマス、松任谷由実の春よ来いも、ニロ抜き短音階が取り入れられています。
ニロ抜き長音階 ハ長調を基準にして説明。
ドレミファソラシドの2、6番目、レとラを抜きます。ドミファソシドの音階です。琉球音階、沖縄音階とも言います。ドシソファミファソドシドシソ〜と、構成音を思いつくまま弾いているだけで、沖縄っぽくなりますね! 島唄、てぃんさぐぬ花など…
こうして文字にすると難しいですね。
Jpop、ポピュラーソング、クラシックにもたくさんありますが、
きっちりガチガチ5音階のみ!というよりは、8割型構成音を使って、5音階の色彩で創られている楽曲が多いようです。