楽興の意味
シューベルトの『楽興の時』を弾いている生徒さんに、
「ところで、楽興ってどういう意味なんでしょうか?」と質問を受けました。
たしかに!
発想標語なんかは、下調べて置くことはあるものの、タイトルそのものにはあまり追及しない主義なので、
(特にクラシックは後世に副題として付けられたものが多いので)そこに疑問を持つ生徒さんの、素朴な疑問と感性って素敵だなと思いました♪
がっきょうのとき【楽興の時】 の解説
《原題、(フランス)Moments musicaux》シューベルトのピアノ曲集。全6曲。1823年から1828年にかけての作。即興的で自由な楽想をもつ。第3曲ヘ短調がもっともよく知られる。 〜goo国語辞典より〜
直訳すると音楽の瞬間、になるので、頭で考えて理論的に形式に則って作った曲ではなく、その時浮かんだもの、感性の流れに任せて作られた曲というような意味になるのでしょうか。日本語の訳って難しいですね。