秋の記録①

初旬、法人会様の懇親会での演奏は、20分程ライアー演奏のステージ。
会場のTHE MARK GRAND HOTELは、以前ラフレさいたまという日本郵政の施設だったところで、2021年に売却されていたのですね。とてもおしゃれなホテルに変わっていて驚き…ホテルの前に大きなスーパービバホームが出来ていたことにも更に驚きつつ、ここは3,000円以上お買い物すると3時間半駐車無料!なので、猫のトイレグッズを購入して駐車(注:もちろんホテルにも駐車場はあります)
何故こんなに驚いているのかというと、最初のヤマハ講師生活7年間は、さいたま市に拠点を置く楽器店に勤めていたので、大宮、与野、さいたま新都心周辺には思い出が多いのです。あれから十数年…自分も変わるし街も変わります。
車で、さいたま芸術劇場、さいたま市産業文化センターといった、当時発表会始め様々なイベントで度々通った場所も通り過ぎ、とても懐かしくなりました。
さて、肝心の演奏です。こういったパーティ形式での演奏はマイクを通しますが、お楽しみいただけたようで良かったです。柔らかな音の中にもしなやかな強さを感じた…というありがたいご感想もいただきました。

中旬、お世話になっているYさん主催の5回目となる小さな音楽会ではピアノとライアーを演奏。
恒例の歌声コーナーでは、Yさんのリクエスト『誰もいない海』。皆さん知っているのかなぁ、歌えるかなぁ…?とは杞憂でした。
トワエモアの曲だと思っていたら、元々はシャンソンとして作られたのですね。(作詞は越路吹雪さんの旦那様の内藤法美氏)
嬉しかったのは、以前リクエストをいただいていた、ミシェル・ルグラン作曲の『おもいでの夏』のピアノ演奏を本当に喜んでいただけたこと。この曲はリクエストを機に、私自身も大好きになった大切なレパートリーの1曲です。
そして『秋桜』。この時期にぴったりだし!と選んだ曲でしたが、皆さんそれぞれの思い出と共に、実際数日後にご息女、姪っ子さんが結婚式を迎える方もいらして、感慨深く聴いて下さったようです。
新たなリクエストもいただき、また半年後、春の再会を楽しみに。

19日、小平の永田珈琲こもれびでのライアー演奏も5回目。この日は19名の方が耳を傾けてくださいました。
お店に置かせていただいているフライヤーに興味を持ってきてくださる方がほとんどで、毎回訪れてくださる方もいらして、本当に嬉しく励みになります。30分と短い時間ながら、しっかりとライアーで音楽を表現して伝えるのが自分にとってのテーマです。
そして短時間で手際よく、丁寧に一杯ずつ珈琲を淹れてサーブしてくださるオーナーさんとスタッフさん(その上受付までも!)には感謝しかありません。

9月10月は忙しさとプレッシャーがピークだったので、一山超えた感があります。
間に、とても感銘を受けた演奏会にも訪れましたので、その感想をいつか書きたいと思います。


 

 

 

ライアー

前の記事

夏の記録②