葬儀演奏、変わったこと

2か月ぶりの投稿になってしまいました。

今年は季節が巡るのが早いですね。夏はすっかり遠のき、涼しくなりました。生徒さんとも「涼しくなりましたね〜」が挨拶替わりに。

日々のレッスンと並行して、葬儀演奏で都内、県内、神奈川県に出向くのですが、5月から8月中旬くらいまでは、家族だけ、ごく近しい人だけでのお別れが多かったのが、最近は参列される方の人数も、式の規模も少しずつ広がってきたのかな、と思います。と言っても、私が葬儀演奏の仕事をするのは、月に10数件なので、あくまで個人的な感想です。

3月までと大きく変わったのは、スタッフ、参列者のマスク着用。式場入り口での消毒、検温。受付周りにはアクリル板を設置している会場もあります。今はどこに行っても見られるようになってしまった光景です。もちろん私も演奏中はマスク着用です。演奏って呼吸が思っている以上に大切なので、支障がないとは言い切れない時もあります。できれば外したい。演奏中会話もしませんし。

故人様も最後の最後のお別れくらい、大切な人達のマスクなしの素顔を見たいだろうなぁ…ご遺族の方もできることならそうしたいんじゃないかな…と思いますがどうなのでしょうか。

素顔って（お化粧してても）いいよなぁと思うこの頃です。半年前迄は人の素顔の表情って当たり前に接していたのに、今は貴重なものになってしまいました。